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2008年4月10日 (木)

『暴走老人』@社会

暴走老人! Book 暴走老人!

著者:藤原 智美
販売元:文藝春秋
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この本は、タイトルと装丁で選んではいけない見本のようなものである。いたる所ですぐキレル老人の羅列などでは決してない。キレル老人を見るにつけ、どうしてそうなってしまったのか、変貌する社会、とりわけコミュニケーション作法の違いという点で捉えている。ただ著者がいうような閉塞感のなかで、新老人に隠れていた暴力性が露出するというのであれば、暴走するのは老人だけではないはずだ。ケータイやネットに関われないのは年齢の問題ではなく、それを使える所得があるかどうかでもある。なのでその論でいけば、格差社会に泣くニートも暴走しやすいし、実際凶悪犯罪を犯す人は年齢に関わらず無職が多い。なので暴走老人という言葉で括るのは如何なものかとも思う。

☆☆| 08雑読 | 2008-04 |

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» 本の過去 04142008 [つき指の読書日記]
 毎日、いろいろなブログを拝見しているが、ほとんどが日本の現状に不満を持ち、苛立ちを隠さない書き込みが多いのがわかる。格差社会の拡大、地域経済の疲弊、教育、学校の崩壊、家族関係の断絶、外国人による犯罪の増加、それに凶悪化する少年犯罪、治安のいちじるしい悪化、さらに少子高齢化への不安、そして東アジアを取り巻く中国発の懸念、問題など、それらの苦渋をどこへむけるべきかさえ曖昧な、重苦しい戸惑いが拡がっているように思えてならない。  そう時間軸の幅をおかず、日本社会のこのような変化をどう考えるべ...... [続きを読む]

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